ローン業界探検隊

キャッシング、ローンのサービスはいかに立案・提供されているか?ローン会社へのインタビュー取材でお伝えします。

2008年8月27日
第2回

住宅取得の夢を、
できるかぎりの『YES』でサポートする。

GEコンシューマー・ファイナンス株式会社

借入れ期間が長期に渡る住宅ローン。世界的な物価高、インフレ傾向により家計の負担は増すいっぽうだ。 そんな中、家計に大きな割合を占める住宅ローンは、金利タイプによっては、将来の返済負担が大きく変わることがあるので注意が必要だ。

「フラット35」に注力するGEコンシューマー・ファイナンス

契約社員や派遣社員といった非正規雇用の人たち向けの住宅ローンをはじめ、独身女性や外国人、「勤続3年未満」の就職・転職者、自営業者向けなど、ライフスタイル別の商品展開を行っているGEコンシューマー・ファイナンス。TOEICスコアや保有資格に応じ、最大1.0%の金利を優遇といった、住宅ローンの常識をくつがえすユニークなアイデアも打ち出している。そして、同社がいま最も力を入れている住宅ローンが全期間固定金利の「フラット35」だ。
同社営業本部長の江藤竹志氏は言う。
「当社のフィロソフィーは、できるかぎりの『Yes』でお応えし、住宅取得という大きな夢を1人でも多くのお客様がかなえていただくこと。雇用の多様化、流動化を見据え、個々の事情に即したフレキシブルな審査を実現するべく、商品開発を手がけてきました。しかし、今後最も懸念されるのは、やはり収入の大幅アップが簡単ではない中の家計負担の上昇でしょう。35年という超長期にわたって全期間固定金利を提供できる『フラット35』は、将来の負担増を回避する上で、最も有効な住宅ローンだと考えるからです」

業界最低水準の金利を実現したフラット35

フラット35とは、住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)の証券化スキームを活用した最長35年の固定金利住宅ローンのこと。同社では、変動型と期間固定型(1年・3年・5年・10年)の計5種類の金利タイプの住宅ローンを提供しているが、将来の金利動向次第では、毎月の返済額や総返済額が動く恐れがある。一方、フラット35であれば、返済終了まで金利が変わることはない。借り入れ時に返済額を確定するため、安定した返済計画が立てやすい。また、取得物件が省エネルギー性や耐震性・バリアフリー性・耐久性・可変性のうち2つ要件を満たす住宅の場合、当初5年間の借り入れ金利が年0.3%優遇される優良住宅取得支援制度「フラット35S」が利用できるのも大きな魅力だ。
多くの金融機関がフラット35を取り扱っているが、外資系ノンバンクとして、フラット35の取り扱いを開始したのは、同社が初めて。さらに、「業務プロセスの徹底した効率化により、金利、事務手数料ともに、業界最低水準を実現しました。総返済額を抑えたいというお客様の願いに『Yes』と自信を持ってお応えできる内容と自負しております」(江藤氏)という言葉にあるとおり、社内努力によって顧客の負担減に努めている。